yui's note

GID(性同一性障害)の治療過程で思ったことの記録を綴っています

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SRS前日の心境

今、タイから日記を書いています。

昨日は、苦手な飛行機での本当に久しぶりの海外移動。

しかも一人での渡航は初めて・・・食欲が多少あったのが幸いだったけど、心は不安で不安で押し潰されそうだった・・・

渡航の不安、手術の不安、ダイレーションの不安、そして帰航の不安

これから迎えるたくさんの不安に一度に襲わてしまい、沖縄を過ぎたあたりでパニック障害になりかけた・・・

でも、台湾を過ぎたあたりから、「もう、どうにでもなれっ!」っていう気持ちになった。

・・・で無事に着いたんだけど、ホッとしたのもつかの間で、今度は空港で迎えてくれるはずの人がいない・・・

かなりパニックになって、緊急用に渡されてたコインと、仕方なく私のスマホで国際電話をして何とか会えたけど・・・

頭は痛くなるし、精神的にも疲れ果ててもう最悪だった。

けど、逆に疲れすぎたおかげか昨日は熟睡できたし、今日は休日で病院はお休みなので、完全オフで併設のホテルの広~いお部屋でゆったりとくつろいでいます。


タイは二週間前から雨季に入ったらしいけど、まだ一度も雨が降っていないみたいで今日も晴れてる。

今の気候は、日本の梅雨の時期を少し暑くした感じで不快指数は高い。

街にはセブンイレブンやファミマ、やよい軒なんかもあって、車もトヨタとホンダが多く、まるで日本にいるみたい。

物価は安いって聞いてたけど、今の円安の影響もあってか、品物によっては日本の方が安い。

バンコクの屋台街は、見た目ちょっと汚い雰囲気がするけど、微笑みの国だけあって陽気な人が多そう。

テレビを見てても、何言ってるかわかんないけど何か楽しくなってくる番組か多いし、出ている女性がみんなきれいなニューハーフに見えてしまうのは気のせいなのかな~


明日、カウンセリングを受け、午後には手術の予定です。


さっき、母と彼に連絡することができました。

母には「無事をいのる」と返信がきて、彼からも温かい言葉を頂きました。

また、T'sからもメッセージを下さった方がいて、とても心強く穏やかな気持ちで手術に臨めそうです。

まだまだ手術後の痛みとか、ダイレーションとか帰航とか不安はたくさんあるけど、今はその先のひとつの不安だけを考えて、ひとつひとつクリアしていこうと思えるようになりました。

さぁ、明日の朝、おちんちんに今までの感謝と最後のお別れをするのを忘れないようにしなきゃ (⌒‐⌒)



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[ 2015/06/07 20:07 ] SRS(性別適合手術) SRS日記 | TB(-) | CM(-)

SRS当日の出来事

病院:ガモン・コスメティック・ホスピタル

10時~

・アテンドの方と病院内で会う。

・看護師さんとのカウンセリングと血圧測定
→問題なし。
ちなみに血圧が高いと延期の可能性があるから、なるべく心を落ち着けて。
また、普段から高い人は事前に生活習慣を改めておこう。

・執刀医とのカウンセリングと局部診察
→渡航前に提出した写真では「皮膚移植反転法」だったけど、実際に診察した結果、普通の「反転法」で大丈夫とのことだった。
追加料金として払っていた17万弱のお金が戻ってくる。
やったねっ!

11時~

・7階の客室から6階の病室に荷物を移動
→アテンドの人が手伝ってくれて助かった。

・局部の剃毛と腸の洗浄
→洗浄の時におしりをキュッと締めないと、液が流れ出ちゃうから注意。

・シャワーで体を洗う
→ドライヤーがないので、髪とか濡らさない方がいいと思う。
私は局部とおしりだけ洗った。

・血圧・体温測定、点滴をする
→点滴する前に、術後使うと思われるものをテーブルに置いておく。
私の場合は、お水、ウェットティッシュ、ティッシュ、手術後の説明書、手鏡、シェーバー、本、スマホ、ゲーム、イヤホン、耳かき、イガイガボール

点滴は日本と違い、手の甲にされる。
痛さの種類は違うが、痛みの強さはそれほど変わらない。

15時~

・手術の同意書にサインする

17時~

・4階の手術室へ移動
→行く前にトイレを済ませておく

・手術開始
→点滴から麻酔を入れられる。ちょっとズキッとする。その後、眠りに入る。

21時~

・手術が終わり目覚めて、翌朝までは4階のリカバリールームで過ごす
→意識は朦朧とし、熱感を感じ、患部は重苦しい痛みにつつまれる。
・・・が、私の場合は、時間と共にみるみる痛みが軽減していった。

辛いのは、痛みでなかなか眠れないことと体を自由に動かせないこと。
私の場合は、手を伸ばしたり額に置いたり、脚を曲げたり緩めたり、かかとをストレッチしたりして気を紛らわした。

また、深呼吸をしたり、女としての楽しみや喜びを想像したりもした。

頭の中で音楽を流したり、知っている知識を黙読するのも効果があると思う


注意点

・タイは日本と違い、本人の知らないところで急な変更などがある。

「郷に入っては郷に従え」と言うことわざに従って、大きな心で受け止めたほうがいいと思う。

いちいちイライラしてると、血圧も上がっていいことないから・・・

・いくらアテンドさんが通訳してくれるからと言っても、絶えず付き添ってくれてるわけじゃないので、最低限の英語はマスターした方がいいと思う。

スマホの音声通訳も過信は禁物。
うまく聞き取ってくれないこともあるし、wifiの電波が基本的に弱いので・・・



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[ 2015/06/09 14:25 ] SRS(性別適合手術) SRS日記 | TB(-) | CM(-)

手術前のエピソード

手術を待つ病室で、前日、母に送ったメールを見返していた。


ここまでこれたのは、お母さんのおかげ。

心の支えになる人がいないと、たぶん精神的にしんどかったと思う。

ありがとう



程なくして、母から返信があった。


変わっても自然体でさりげなく生きていきなさい


・・・涙が溢れてきて嗚咽した・・・

もしお母さんが泣いて頼んだのなら、SRSを断念したかもしれない。

でも、お母さんは気丈に振る舞った。


お父さんが亡くなった時もそうだったよね。

でも、夜中トイレに起きた時に、ひとりシクシク泣いていたのを僕は知っていたよ。

もしかしたら、僕が女になるって言った時も、人目につかないところで泣いていたのかもしれないね・・・


でも、今はもう心も体も女の子になった。

だから、これからは他の人に負けないような立派な女性になります。

見てて下さい。



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[ 2015/06/09 21:41 ] SRS(性別適合手術) SRS日記 | TB(-) | CM(2)

SRSという文字が繋いだ素敵な出会い

本当は、手術前に日記を書くつもりなんてなかったんだけどね。

緊張とか後の憂いとか考えちゃうと、とてもそんな気分になれなくて・・・

でも、なんか体調が良くて、ふと手術前日に心境を書いておこうって気になった瞬間があった。

・・・で、更新してブログを確認した時のこと・・・

私、日本ブログ村のランキングに参加してて、おかげさまでPV(ページビュー)の2位になってたんだけど、確認した時は3位になってたのね。

私にとってブログを書く意味は、今までは自分の心情を綴るのがメインだったから、順位はあんまり気にしてなかったんだけど、その時は滞在中ってこともあって他にやることなかったから、私を抑えて2位になった人のブログってどんななんだろって気になった。

それにタイトルに「SRS」ってついてるし・・・

結局、それが決め手になって、ちょっとのぞいてみることにしたのね。

たぶん、ブログタイトルにSRSっていう文字がなかったら見てなかったと思う。

・・・そしたら彼女、今タイにいるって・・・しかもガモン病院に入院してるって書かれてて・・・

ガモン病院は患者さんのための宿泊場所を併設していて、5・7階がホテルで
6階が病室になってるんだけど・・・

彼女は手術を終えて6階に・・・
私は手術を明日に控えて7階に・・・

なんだか居たたまれなくなって、早速コメントしたら、すぐに返事を返してくれて・・・

そこからは、もうトントン拍子

連絡先を交換して、彼女が昨日めでたく退院した時は、彼と一緒に私の病室まで会いに来てくれた。

私は入院中、何度彼女の日記や言葉に助けられたか・・・

それに、入院中以外の日記も見てみたんだけど、ホントによくできてる。

さすがランキングの上位にいくだけのことはあるって思った。

お家は少し離れてるけど、できたら長くお付き合いしていきたいと思った女性です。



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[ 2015/06/11 10:49 ] SRS(性別適合手術) SRS日記 | TB(-) | CM(0)

SRSの入院中で辛いこと その1

手術が終わって2日半が経ちました。


現地時間は10時です。

空は雲ひとつない快晴。

すでに雨季に入ってるというのに、雨が少ない・・・


私はまだ寝たきりです。

体に詰められたものや点滴やチューブ類もまだ抜けません。

垂直に起きあがっての食事も膣に圧がかかるため、ななめ45度位に起こして食べるしかなく、赤ちゃんみたくこぼし放題だし、髪もボサボサで気分は超憂うつ。
女性にとっては屈辱的な姿・・・


でも、一番辛いのはほとんど動けないことかな。

膣の位置を定着させるために必要なことなんだけど、これがとにかく辛い。

特に痛いって訳じゃないけど、精神的に辛い。

腰や背中にも負担が掛かって疲労感を感じるし・・・


一般の病気での手術では、翌日には歩かされることが多い。

だから、この辛さは初体験。


テレビ見ても、何言ってるかわかんないしさ~

ノートパソコンは、体勢的に使うのが難しいしさ~

スマホやゲームも、手が疲れてすぐ飽きるしさ~

腕を動かしたり、足を軽く立てたり、足首のストレッチをしたり、お水を飲んだり、空見たり・・・

この辛い状態を5日間・・・いまやっと半分・・・ハァ~、生き地獄とはこのことだな。



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[ 2015/06/11 12:36 ] SRS(性別適合手術) SRS日記 | TB(-) | CM(0)
プロフィール

ゆい

Author:ゆい
こんにちわ、ゆいといいます (^.^)


小さいころから性別への違和感を感じながらも

「親を悲しませるんじゃないだろうか?」とか「親の期待に応えなきゃ!」とか...

いろいろ思い悩み、なんとか治療をしないで生きていける方法を探っていました。

でも、もし治療をしなければならなくなった時に、慌てることのないように手術費とかも少しづつためていました。

・・・で、そのうち精神不安が重なったことなどがキッカケで、治療をする決心をしました。


そして2015年にSRS(性別適合手術)をして、とりあえずの治療は終えることができました。


私にとってGID(性同一性障害)は生きていくための障害になっていました。なので、まずそれをなくしたいという一心だけでした。

だから、治療を終えた後も達成感とかそういうのはなく、これからの不安とかで頭がいっぱいでした。



このブログは、MtFへの「準備」という名の根を張り続けた記録を残しています。



【治療経歴】

2012年

7月
・ブログを書き始めた

12月
・GIDの治療を始めることを決めた

2013年

1月
・ジェンダークリニックへ通い始めた

5月
・ 親へカミングアウトをし、GID診断後はSRS(性別適合手術)までの治療を受けることを伝えた

6月
・親と話し合って、SRS後は親の戸籍から抜けることにした

10月
・ジェンダークリニックよりファースト診断書を頂いた

11月
・女性ホルモン注射を始めた

12月
・ジェンダークリニックよりセカンド診断書を頂いた

2014年

1月
・ジェンダークリニックよりホルモン同意書を頂いた

3月
・上行結腸ガンが見つかった

5月
・上行結腸ガンの手術をした
・会社の役員にカミングアウトをした


6月
・会社側の条件に従って、職場の上司にカミングアウトをした

9月
・会社側の条件に従って、職場の同僚にカミングアウトをした

10月
・仮のRLE(実生活経験)を始めた

12月
・ジェンダークリニックにて身体意見書が完成した

2015年

3月
・渡航中の食事環境に慣れるため、タイ料理を食べた
・今までの感謝の気持ちとして、家族を夕食に招待した

4月
・ガンの精密検査で異常がないことがわかった
・SRS(性別適合手術)の日にちが決まった

6月
・ジェンダークリニックより英文の診断書を頂いた
・タイのガモンホスピタルでSRSを受けた

7月
・分籍をして親の戸籍から外れた

10月
・職場復帰しRLEを始めた

2016年
6月
・家族と再会し、実家へ戻ることが許された

8,9月
・戸籍上の変更をした(改名、改性)

10月
・クレジットカードや水道光熱費等の改名手続きをした
・生まれた時の性別を知らない友達ができた

2017年


3月
・会社を退職した

4月
・生まれた時の性別を知らない会社で働き始めた
・趣味の活動に参加し始めた

7月
・生まれた時の性別を知らない男性とつき合い始めた



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